東京23区の外壁・屋根塗装の助成金一覧【令和8年度】
各自治体の公式サイトを2026年11月1日に確認
東京23区の公式サイトを2026年11月1日に確認し、外壁・屋根の塗装に使える区の制度をまとめました。外壁塗装を含むリフォーム工事を助成するのは大田区で、目黒区・渋谷区は外壁・屋根の改修工事を対象にしています(塗装の明記なし)。遮熱・高反射塗装を助成する区は14区あり、外壁も対象にしているのは杉並区・品川区・千代田区・墨田区・葛飾区などです。中央区・港区・新宿区・文京区などは屋根・屋上のみが対象です。荒川区・江戸川区は外壁塗装の助成はないと明記しています。
外壁塗装を含むリフォームが対象
大田区
受付中(事前申込は令和9年1月29日まで)大田区住宅リフォーム助成事業(令和8年度)
助成対象工事一覧に外壁・屋根の塗装(標準工事費7,000円/㎡)があり、助成対象額の10%・上限20万円です。区内に本社がある中小事業者の施工と、工事前の事前申込が条件です。
外壁・屋根の改修が対象(塗装の明記なし)
目黒区
予算の範囲内で先着順令和8年度目黒区住宅リフォーム資金助成(一般リフォーム)
区内業者による一般リフォーム工事が対象で、税抜工事費用の10%(上限10万円)です。屋根・外壁などの改修工事は、区分所有登記をしていない一戸建て住宅のみが対象です。区のパンフレットのよくある質問では、マンションの屋根・外壁の塗装や補修などの屋外改修工事を共用部分として対象外としています。一戸建ての塗装工事が対象になるかは、申請前に区へご確認ください。税抜工事費20万円以上で、着工前の申請が必要です。同制度の省エネリフォーム工事では、断熱塗装・遮熱塗装は含まれないと明記しています。
公式サイトの記載:「屋根・外壁などの改修工事は、区分所有登記していない一戸建て住宅のみが対象です。」
渋谷区
令和9年1月末までの申請住宅簡易改修支援事業
屋根・外壁などの改修および模様替えを行う外装工事が対象で、消費税を除く工事費用の20%(限度10万円)です。渋谷区協定事業者による施工、税抜5万円以上、工事前の申請が条件で、1住宅につき1回です。ページに「塗装」の語はないため、塗装の扱いは区にご確認ください。
公式サイトの記載:「屋根・外壁などの改修および模様替えを行う外装工事」
遮熱・高反射塗装が対象(外壁も対象または部位の限定なし)
千代田区
先着順・予算がなくなり次第終了令和8年度ヒートアイランド対策助成
屋上・壁面に高反射率塗料や熱交換塗料を塗布する工事が対象で、助成対象経費の50%(上限50万円)です。日射反射率(近赤外線領域)50%以上でVOCが少ない塗料が条件で、工事前の申請が必要です。
公式サイトの記載:「屋上・壁面に高反射率塗料や熱交換塗料」
墨田区
令和9年2月26日まで受付地球温暖化防止設備導入助成制度(令和8年度)遮熱塗装
既存建物の屋根面全体、または屋根面全体と壁全面の遮熱塗装(熱交換塗料または日射反射率(近赤外領域)50%以上)が対象で、工事費用の10%、戸建ては上限15万円です。着工の1か月前から7営業日前までに申請します。
公式サイトの記載:「屋根面全体または屋根面全体及び壁全面を塗装すること。」
品川区
受付中(令和9年1月29日まで)住宅改善工事助成事業(エコ&バリアフリー住宅改修)(令和8年度)
屋根・屋上・外壁・ベランダの遮熱性塗装(日射反射率50%以上)が対象工事で、区民は工事費用(税抜)の10%・上限20万円です。区内施工業者への発注と工事前の申込が条件です。
杉並区
受付中(令和9年2月26日まで)エコ住宅促進助成 高日射反射率塗装(令和8年度)
日射反射率(近赤外線領域)50%以上の塗料による既存住宅の屋根・外壁の塗装が対象で、助成対象経費の20%、屋根・外壁合わせて上限15万円です。工事・支払いの完了後に申請します。
足立区
令和8年度は8月21日受付終了足立区省エネリフォーム補助金(令和8年度)
日射反射率50%以上の塗料による遮熱塗装(戸建て住宅に限る)が対象で、補助対象経費の3分の1・上限5万円です。
葛飾区
令和9年3月31日まで受付令和8年度《個人住宅用》かつしかエコ助成金 高反射率塗装
日射反射率(近赤外線領域)70%以上またはそれと同等以上の塗料による改修が対象で、個人住宅は屋根等又は壁の塗装で一律5万円/戸、屋根等及び壁の塗装で一律10万円/戸です。工事前の事前協議が必要です。
遮熱・高反射塗装が対象(屋根・屋上のみ)
中央区
予算がなくなり次第受付終了令和8年度 自然エネルギー・省エネルギー機器等導入費助成(住宅用)
屋上・屋根用の高反射率塗料(日射反射率(近赤外)50%以上)が対象で、住宅は導入費用の20%・上限10万円です。工事の約2週間前までに申請し、交付決定後に着工します。
港区
2027年1月29日まで受付港区高反射率塗料等材料費助成金(令和8年度)
材料費の全額と「助成対象面積×2千円」の低い方で、区民は上限30万円です。明度(L*値)60以上・日射反射率(近赤外域)60%以上の塗料が条件で、着工前の申請が必要です。外壁は対象外です。
公式サイトの記載:「※屋上・屋根のみが助成対象で、外壁は助成対象外です。」
新宿区
第3期 11月2日〜12月25日令和8年度新宿区省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度
高反射率塗装(屋根又は屋上)が対象で、個人住宅は施工面積1㎡あたり2,000円(上限20万円)です。JIS K5675適合品または日射反射率50%以上の塗料が条件で、施工・支払い後に申請します。
公式サイトの記載:「高反射率塗装(屋根又は屋上)」
文京区
予算に達し次第終了令和8年度文京区新エネルギー・省エネルギー設備設置費助成事業(高日射反射率塗料)
屋根・屋上の全面塗装が対象で、上限は40万円(管理組合等100万円)、金額は対象面積×2千円/㎡です。外壁・庇・ベランダは対象外で、設置後に決められた期間内に申請します。
公式サイトの記載:「天窓、立ち上がり部分及び外壁は除く。」
台東区
令和8年度の新規申込は終了(抽選済み)脱炭素推進助成金(住宅向け)高反射率塗料施工(令和8年度)
屋上・屋根部(笠木・立上り含む)への高反射率塗料の施工が対象で、対象経費(税抜)の20%・上限15万円です。工事前の事前申込が必要で、令和8年度は前期・後期とも締め切られています。
江東区
令和9年3月15日まで受付令和8年度 江東区地球温暖化防止設備導入助成事業(個人住宅用)
住宅の屋根・屋上・ベランダの高反射率塗装が対象で、個人住宅は施工面積1㎡あたり1,000円(上限20万円)です。着工前の申請が必要です。
世田谷区
後期分の事前登録は受付終了世田谷区エコ住宅補助金(令和8年度)
令和8年度は住宅の外壁塗装が補助対象外になりました。屋根の高反射改修(日射反射率50%以上の塗料による屋根・屋上の全面塗装など)は対象で、後期受付分は1棟10万円です。
公式サイトの記載:「「住宅の外壁塗装」は、補助対象になりません。」
北区
令和8年度は9月25日受付終了再生可能エネルギー及び省エネルギー機器等導入助成(令和8年度)高反射率塗料
日射反射率(近赤外線領域)50%以上の塗料による屋上・屋根面の塗装が対象で、助成対象経費の50%(限度額10万円、区内業者の施工は60%・限度額12万円)です。令和8年度は予算額に達し受付を終了しています。
塗装は対象外と明記
荒川区
住宅増・修築資金融資あっ旋事業/エコ助成事業
リフォームの融資あっ旋(利子補給)はありますが、外壁塗装の工事費への補助・助成ではないと明記しています。エコ助成事業にも塗装の区分はありません。
公式サイトの記載:「この事業は、外壁塗装や簡易リフォームの工事費に対する補助・助成金ではございません。」
江戸川区
住宅リフォーム資金融資あっせん制度
一般住宅の外壁塗装等のリフォームへの助成金制度はないと明記しています。屋根・外壁・窓の断熱性・遮熱性を高める工事には融資あっせん(優遇金利)があります。
公式サイトの記載:「江戸川区では一般住宅を対象とした外壁塗装等のリフォームの助成金制度はありません。」
該当制度を確認できず
中野区
後期は11月30日受付開始省エネルギー設備等の設置費用の補助(令和8年度)
対象は太陽光発電・蓄電・高断熱窓・給湯機器などで、塗装の区分はありません。
豊島区
令和8年度豊島区エコ住宅普及促進費用助成金
対象は太陽光・蓄電・断熱改修窓などで、塗装の区分はありません。別制度の住宅修繕・リフォーム資金助成事業(対象世帯の要件あり)は、塗装が対象かを公式ページで確認できませんでした。
板橋区
子育て世帯住宅リフォーム支援事業ほか
子育て世帯向けのリフォーム支援は子どもの安全配慮に資する工事が対象で、塗装は対象工事に含まれていません。省エネ関係の制度にも塗装の区分はありません。
一覧の見方と注意点
- この一覧は各区の公式サイトを2026年11月1日に開いて確認した内容です。受付状況は予算の執行により変わるため、申請前に各区の窓口でご確認ください。
- 遮熱・高反射塗装の助成は、塗料の日射反射率(近赤外線領域)の基準が区によって異なります(50%以上が多く、港区は60%以上、葛飾区は70%以上など)。同じ製品でも色によって反射率が変わります。
- 多くの区が、工事前の申請、区内業者による施工、区民であることなどを条件にしています。一括見積もりサービスで紹介された業者に依頼する場合も、所在地などの条件を満たすか確認してください。
- 「該当制度を確認できず」は、区の公式サイトで制度を見つけられなかったことを示します。制度がないと区が明言しているわけではありません。
- 東京都(クール・ネット東京など)や国の制度はこの一覧に含めていません。国のみらいエコ住宅2026事業などは外壁塗装を補助対象工事に含めていません。
よくある質問
東京23区で外壁塗装に助成金が出る区はどこですか?
2026年11月1日時点で、外壁塗装を含むリフォーム工事を助成対象工事に明記しているのは大田区です。遮熱・高反射塗装であれば、杉並区・品川区・千代田区・墨田区・葛飾区なども外壁を対象にしています。目黒区・渋谷区は外壁・屋根の改修工事を対象にしていますが、塗装の扱いは区への確認が必要です。
遮熱塗料なら必ず助成の対象になりますか?
区ごとに日射反射率の基準や対象部位(屋根のみか外壁を含むか)が異なります。港区・文京区は外壁を対象外としています。見積もりの段階で、塗料名・色の日射反射率と区の基準を照らし合わせてください。
工事が終わってから申請できますか?
杉並区・新宿区などは工事・支払いの後に申請する仕組みですが、大田区・品川区・港区・墨田区など多くの区は工事前の申請が必要です。契約前に区の手続きを確認してください。